チェック!
学校教育活動を継続するためのチェックリスト
1月8日付で文部科学省から発出された通知(緊急事態宣言を踏まえた小学校、中学校及び高等学校等における新型コロナウイルス感染症への対応に関する留意事項)の中に「学校教育活動を継続するためのチェックリスト」がありました。
(1) 登校・出勤前の健康観察などによる健康状態の把握に加え、登校後の体調不良者の早期発見に努め、養護教諭等と連携した迅速な対応をとっていますか。
(2) 教職員についても、体調不良時には休みをとったり受診したりしやすい環境の整備を工夫していますか。
(3) 教室等における常時換気(難しい場合には 30 分に1回以上、少なくとも休み時間ごとに窓を全開)を励行するとともに、児童生徒等に温かい服装を心掛けるよう指導し、学校内での防寒目的の衣服の着用等について、柔軟に対応していますか(コートや防寒着・マフラー等の着用、ひざ掛け・毛布などの使用等)。
(4) 各教科の学習活動や方法が、「衛生管理マニュアル」第3章「具体的な活動場面ごとの感染症予防対策について」に示された、地域の感染レベルに応じた活動の考え方に相応するものとなっていますか。
(※全ての教科についてチェック)
(5) 体育の授業を体育館など屋内で実施する必要がある場合は、呼気が激しくなるような運動は避けるなど、体育における留意事項を徹底していますか。
(6) 給食、弁当、部室での食事、教職員の食事などを含め、すべての飲食の場面において、飛沫を飛ばさないような席の配置や、距離がとれなければ会話を控えるなどの対応を工夫していますか。また、食事後の歓談時には必ずマスクを着用するよう指導を徹底していますか。
(7) 部活動(その前後の活動も含む)において、地域毎の感染レベルに応じた活動を行っていますか。特に、高等学校においては、地域の感染状況に応じて、感染リスクの高い活動を一時的に制限することも含め検討していますか。
ネット・ゲーム障害??? その1
学校現場で「ネット・ゲーム障害」への注意喚起がなされています。ゲーム障害は脳の理性が働かない状態ということで、アルコールやギャンブル依存症と同様だそうです。
かつて「ゲーム脳」が取りざたされていたことがありましたが、「ゲーム脳」は「ニセ科学」として現在は否定されています。さらに、ゲームやアルコール、ギャンブルに限らず、やりすぎは体に良くないことは周知の事実です。スポーツでも限度を超えると体に不具合が出てきますし。
最近の研究をみると、ゲームそのものが学力低下につながることはなさそうです。やりすぎが「学力低下に少しだけ影響する」というオーストリアの心理学者の研究結果が出ています。一日最大8時間ゲームで遊ぶ子供でも、学力への影響はわずかしか見られなかったそうです。
さらに、2019年に実施された、計量経済学の田中辰雄氏が行った1万5千人へのアンケート調査によると、中学生の時に「平日のゲームプレイ時間が1日1時間までの人」は「全くゲームをしない人」よりも、偏差値60以上の高校への進学率が高いことがわかったそうです。つまり、ゲームを少しする人のほうが、全くしない人より成績がいいとの結果になったということです。また、1日3時間以上の人は進学率が低くなっているそうです。
家庭学習の時間をおろそかにしてまでゲームを行っていると学力不振につながるのは言うまでもありません。ゲームを行っていても、学習時間を確保している人は、学力が下がらないし、上記の調査のように、偏差値の高い高校への進学率につながったのでしょう。
ネットやゲームを学力低下や心身の異常を生み出す悪者とする構図はわかりやすいですが、実際にはそこまで単純ではありません。ゲームやネットは脳の認知機能を高めるという研究結果も発表されていることからも、一概にゲームやネットは悪と決めつけはできないのではないでしょうか。
国語の授業にお邪魔しました。
1年生の国語は書写で「書初め」でした。図書室での授業です。1年生は教科書の手本「新たな決意」を一生懸命書いていました。
名前を書いているところをアニメーションにしてみました。
1年生はのびのびと楽しそうに書初めを行っていました。