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2021-05-12

「まん延防止等重点措置」を踏まえた学校における新型コロナウイルス感染 症対策について

 北海道教育委員会より5月8日付で「『まん延防止等重点措置』を踏まえた学校における新型コロナウイルス感染症対策について」が発出されています。

 札幌市を中心に感染拡大が続ている状況下、学校で行うべきことについて通知されました。

以下が通知の内容です。

 (1) 学校保健委員会の開催

 校長は、学校保健委員会を開催し、学校医や学校薬剤師等と連携強化を図り、改めて衛生管理マニュアルに基づき、特に次の事項を徹底すること。

ア  効果的な体温・体調管理ツールを活用した健康観察及び手洗い・マスクの着用など、

 基本的な感染症対策を徹底すること。

イ  特にマスクの着用については、顔にフィットしているマスクを選ぶこと。なお、

 マスクの素材によって効果が異なることに留意するとともに、布マスクは1日1回

 洗濯することなどについて、改めて確認すること。

ウ  発熱の有無にかかわらず、当該児童生徒及び同居家族に風邪症状がある場合は、

 症状がなくなるまで自宅で休養すること。なお、この場合、欠席扱いとならないこ

 とやオンライン等による学びの保障の取組について、当該児童生徒及び保護者に丁

 寧に説明すること。

エ  換気の徹底や身体的距離の確保など、集団感染のリスクへの対応を徹底すること。

オ  各教科等、給食等の食事をとる場面、休み時間、登下校等における具体的な感染

 症対策を徹底すること。

【参考】

・マスクの効果

https://corona.go.jp/proposal/pdf/mask_kouka_20201215.pdf・布マスクの洗い方

https://www.youtube.com/watch?v=AKNNZRRo74o

・学校の教室における窓開け換気効率の評価

https://www.r-ccs.riken.jp/jp/fugaku/corona/projects/tsubokura.html

(2) 部活動の指導体制の強化

校長は、部活動顧問会議等を開催し、次の対策を徹底すること。

ア  部活動前後には、常時マスクを正しく着用し、手指消毒又は手洗いを徹底すること。

イ  部活動中においては、活動に支障がない限りマスクを着用すること。

ウ  部活動終了後に、生徒同士で食事をすることを控えるよう特に指導を徹底すること。

(3) ICTを活用した学びの保障

 やむを得ず学校に登校できない児童生徒に対し、クラウドサービス等を活用した双方向のコミュニケーションにより、健康観察や学習指導を行う環境を整えること。特に、小・中学校及び特別支援学校小中学部においては、児童生徒に1人1台端末が整備されたことを踏まえ、端末の持ち帰り、貸出を適切に行うなど家庭での学習支援体制を確保すること。


 学校としては、(1)(2)については、北海道教育委員会の通知どおりに対応しております。(3)については、函館市は配備された一人一台端末の家庭への持ち帰りを現状では禁止しております。学校としては持ち帰りの対応が可能になるよう申し入れをしておりますが、持ち帰りが可能になるまでは、オンライン学習が必要になった場合の対応については、このブログ等を活用していく予定です。御承知おきください。