スマホやタブレットが普及して、キーボード操作ができない大学生が増加したようで、卒業論文をスマホで作成している人がいるとの話をちらほらと聞くことがあります。
ただ、社会ではキーボードを使った業務が大勢を占めており、タッチタイピングができることが必須です。
小学校でローマ字を習います。ちなみにローマ字は「日本語」です。平仮名やカタカナ、漢字と同様に習得させるのが小学校の役割です。ローマ字の学習が4年生から3年生に移ったのは、キーボード操作の習得も踏まえてのことです。
校区内の小学校では、しっかり取り組んでおり、中学校に入学しても支障なくタッチタイピングができます。
ただ、函館市内全体で考えるとどうでしょうか。
GIGAスクール構想による1人1台タブレットについて、函館市はクロームブックを選択しており、キーボードでのデータ入力を前提にしています。
中学校に入学してからタッチタイピングの練習をするのではなく、すぐに活用できる体制を小中連携で作っていく必要がありますね。
本校の1年生、支障なくキーボード操作ができます。