1年生の技術科の授業にお邪魔しました。情報の単元でコンピュータ室での授業でした。内容はプレゼンソフトの操作方法とスライドの作成の仕方です。
チェック!
2021-02-18
GIGAスクール構想 導入端末の活用について
2月16日の記者会見で、萩生田光一文部科学大臣GIGAスクール構想の端末持ち帰りについて、自治体向けのQ&Aを出すとのことです。
文部科学省は、GIGAスクール構想の端末について、基本的にはいつでも学び直しができるようになるのがICT機器の良さであり、学校に大事に置いておくのではなく、持ち帰りを前提に有効利用してもらいたいと考えているようです。
本校にも端末は納入されましたが、充電ラックが未到着であることと接続ネットワークが未整備(統合校で整備するため)のため、現在のところ活用できていません。
文部科学省のQ&Aに基づいて、函館市教育委員会からルール等が出されることになるかと思いますので、授業等での活用については次年度以降になるかと思います。
学校における部活動の在り方について
・・・部活動はなんのため?大会・コンクールに入賞することが一番の目的じゃないですよね?・・・
男子800mロンドンオリンピック出場・現陸上競技指導者 横田 真人 氏
「一部の選手だけに光を当てる“勝利至上主義”は、スポーツが衰退していく原因にすらなると思っています。
部活動の在り方については、オリンピアンからも疑義が出ています。一部の部活動にある「勝利至上主義」が子供の心身の発達を阻害したり、体罰につながったりと、「行き過ぎた部活動」が、純粋にスポーツを楽しみたいと思っている子供から、逆にスポーツを遠ざける結果となっていることは否めないことです。
平成18年に文部科学省「中央教育審議会」で中体連や高体連の責任者との協議が行われていましたが、以下のことが委員から、中体連・高体連に検討事項として挙げられていました。
中央教育審議会スポーツ・青少年分科会スポーツ振興小委員会(第2回)議事要旨
平成18年5月19日(金曜日)
○今までの伝統的な運動部活動、つまり一つの種目について週に何時間も拘束されるような形態のものについては見直し、スポーツを楽しみたいという子どもたちの欲求に学校側がどう応えていくのか、という点について中体連や高体連にご検討いただきたい。
○専門的指導のできる教師の減少傾向が見られる、という点については、教員になる者は本質的に運動部活動の顧問を担う専門性を身に付けているものではなく、そもそも専門的指導のできる教師はいないところからどう確保していくか、という問題であると考えている。また、中学・高校の運動部活動を活性化していくほど、地域のスポーツクラブの育成と矛盾することになり、中体連・高体連と足立区のそれぞれの活動の在り方をどうしていくべきか、ということについて課題として検討する必要がある。
「部活動」も、大会等に参加せず、その競技や内容を純粋に楽しむために行う「ゆる部」の考え方も出てきています。文部科学省は令和5年度を目標に、週休日(土日)の部活動について、「地域部活動」に移行し、その指導を教員から地域の指導者に移行するとの方向性も出されています。
「勝利至上主義」がもたらした「行き過ぎた部活動」・・・、夜19時まで学校で練習し、任意参加と言いながら全員参加を強制し夜21時過ぎまで公共施設でさらに練習する部活動を見たことがあります。もはやこんな部活動経営は許されません。
部活動の活動時間や休養日の設定はそのためのものです。部活動は教育活動の一環ではありますが、優先順位は高くありません。学校は子供の学力・体力・豊かな心をバランスよく育成していくためにあることを御理解くださいますようお願いいたします。
市立学校に係る部活動の方針
2月17日付で函館市教育委員会から「市立学校に係る部活動の方針」が届きました。本日生徒をとおして各家庭に文書を配付しましたが、概要は以下のとおりです。
◇ 休養日・活動時間の設定(中学校・高等学校段階共通)
<休養日>
・週当たり2日以上(平日1日以上,週末1日以上,年間 104 日以上)
・学校閉庁日(年末年始の休日を含む)
<活動時間>
・平 日 :2時間程度
・学校の休業日:3時間程度
◇ 学校の取組
・校長は「学校の部活動に係る活動方針」を策定・公表するとともに,校内の部活動に係る相談・要望の窓口を設置します。
・年間および月間の活動計画等を配付するなどして,保護者・生徒の理解を得ながら指導します。
・生徒の心身の健康管理,事故防止,体罰等の根絶を徹底します。
◇ 家庭や地域での取組
・部活動休養日等の設定などの学校の取組に御理解いただきますとともに,学校と家庭・地域が連携しながら部活動に取り組める環境づくりに御協力をお願いします。
※本校でも北海道教育委員会「北海道の部活動の在り方に関する方針」や函館市教育委員会の方針に基づき、休養日を週休日の1日と平日の1日、計2日確保しています。また、平日の活動時間を2時間(中体連大会に向けての時期は除く)としております。
この件に係るお問い合わせは函館市教育委員会へお願いいたします。