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2021-01-15

「Cの頭文字で表す、3つの行動・アクション」

 令和3年仕事始めに当たっての北海道教育委員会教育長訓示が1月4日に出されました。その中で「Cの頭文字で表す、3つの行動・アクション」が示されました。本校としてどのように取り組んでいるか、取り組んでいくかについて考えました。


一つ目のアクションは、「Creation=創造性豊かに」

 学校現場では、「子供のために」と言いながらすべてを完ぺきにこなそうとするあまり、子供に向き合う時間が確保できない現状から、思い切った改革が必要です。我々教員が取り組むべきは「主体的・対話的で深い学び」の視点を踏まえた授業改善。そこで本校では、そのために必要なことは何かを熟議し、子供が自ら未来を切り拓く力を高めることができる、新たな学校を創造していきます。


二つ目のアクションは、「Chemical reaction=化学反応」

 教育は学校だけで行うものではありません。しかし、地域や家庭、教育行政等の学校への期待を受け、教職員のキャパシティを超えた業務を学校は引き受けてきました。疲弊した教職員が優れた教育を創り上げることは、本当に難しいです。プライベートを犠牲にして「子供のために」努力を重ねてきた教職員の皆さんには本当に頭が下がります。ただ、すでに限界を超えています。そこで本校では、学校運営協議会を中心に「家庭」「地域」「学校」が一体となって、「地域の子供は地域で育てる」を合い言葉に、地域総がかりでの教育の構築を目指します。「学校」「PTA」「地域」三者が一つになることで、思いもよらない「化学反応」が起きるはずです。また、そんな取組を支える教育行政の多大なバックアップも期待したいところです。


三つ目のアクションは、「Challenge=挑戦」

 課題は山積みですが、本校は一歩を踏み出しました。「子供のために」が本来の意味で使うことができるよう、教職員が時間とゆとりをしっかり享受し、子供に向き合い、優れた教育を提供できるよう、本校では一丸となって挑戦していきたいと考えています。