函館市立臼尻中学校ブログ   

2020-12-25

学校だより 12月号

 学校だより12月号を発行しました。本日生徒をとおして各家庭に配付しています。「チェック!」からも見ることができます。


令和3年の臼尻中学校をよろしくお願いいたします。

 本日25日(金)で2学期も終了します。コロナ禍により実施できなかったことや形を変えて実施したこと、授業も感染予防のため様々な制約の中で工夫しながら進めてきたこと、マスクがデフォルトになってきたこと等々ありましたが、生徒も教職員も全員が元気で2学期を終えられることが何より一番うれしいことです。

 新しい年令和3年は、コロナ禍が収束し、「学校の新しい生活様式」が過去のものとなることを願っております。

 令和2年の臼尻中学校ブログは本日最終の書き込みです。閲覧いただき深く感謝申し上げます。令和3年の臼尻中学校もよろしくお願いいたします。

生徒・保護者の皆さんに連絡です。

 学習相談日 1月6日~8日 13:00~15:00

 宿題が進まない、進路に向けて一人で勉強するのが不安だ、わからないことを解決したい、そんな人はこの三日間の学習相談日を利用してください。参加する人は事前連絡があればありがたいですが、いきなり登校しても大丈夫です。職員室によってから会場のコンピュータ室に入ってください。この機会を大いに活用してください。

GIGAスクール構想 一人一台タブレット端末の時代に その3

 「プロジェクタと書画カメラで教材を拡大して写すことで子供たちの理解度が高まる」、ICT活用の初期のころに言われたことです。拡大解釈してプロジェクタにタイマーを表示しているだけで、ICTを活用しているとした授業をいくつか見たことがあります。

 果たして上記の授業で子供たちが自ら未来を切り拓く力、その基盤となる情報活用能力が身に付くでしょうか。「一人一台のタブレット端末」の意味は何でしょうか。

 子供たちがICT機器を活用し、自ら学びに取り組んでいく中でこそ、未来を切り拓く力が身に付きます。

 単なる教材提示装置としてのICT機器ではもったいない気がします。

 ある教育委員会の教育長はタブレット端末導入にあたって、タブレットを使うのだからホワイトボードを廃止するようにとの指示を出したそうです。ホワイトボードのほうが簡便かもしれません。でも、その教育長は、タブレットを使って授業改善をしなさい、子供に新たな学びを提供しなさい、との思いからそのような指示を出したのだと思います。

 タブレット端末は教師が使うのではなく、子供が使ってこそ価値をもつのです。

 統合もあり、本校の本格導入はまだ先ですが、現在ある環境を最大限に生かしながら、生徒たちが社会の第一線で活躍するときに、自分の未来を自分の手で切り拓くことができる武器になる情報活用能力をしっかりと育成していきたいと考えています。

 
 3学年保健体育「器械運動」でタブレットを活用しています。このような授業は当たり前になってきました。

2学期終業式

 終業式が行われました。感染予防のため、校歌は録音したものを流しました。

2学期最後の儀式的行事です。皆さんピシッとしています。

2学期の感想と反省を各学年の代表が登壇して述べました。




2年生の代表生徒です。



1年生の代表生徒です。


3年生の代表生徒です。


 





 各学年とも、2学期の振り返りをしっかりとしていました。

校長先生のお話です。



 2学期のキーワードの確認と冬休みに向けての心構えについて話されました。特に、「命」を大切にすることについて、感染予防の大切さや事故に気を付けること、悩んでいる人は一人で悩まず、家族や学校の先生、複数ある相談窓口に相談すること等について話されました。

 終業式終了後、生徒指導の先生から冬休みの心構えと2学期の振り返りを3学期に生かすことについて説明がありました。

 生徒も先生方も、全員元気に終業式に参加でき、2学期を終えることができたこと、本当に良かったと思います。

 3学期の始業式も全員の元気な笑顔を見ることができることを願っています。

2学期最後の日、2時間目の授業

 12月25日、2学期最後の日です。3時間の授業後、終業式を行い生徒は午前で下校です。2学期最後の2時間目の授業の様子です。

3年生は英語でした。


リスニングテストを行っていました。頑張れ3年生。

1年生は数学でした。

「空間図形」の授業です。電子黒板(プロジェクタの電子黒板機能です)を使っています。生徒が、要点をまとめたプリントを作成していました。

2年生は国語です。

何かの映像を見ていました。

 あと1時間で2学期の授業がすべて終了です。コロナ禍による臨時休業もありましたが、各教科とも予定通り進んでいます。

2020-12-24

交流授業 2学年道徳科「夜のくだもの屋」

 先生方の授業改善のための交流授業、今回は道徳科の授業です。かつての道徳の授業と違って、価値項目に対して生徒たちが自分のこととして考えられるようになるかが大切です。

 「夜のくだもの屋」は人から受けた思いやりに対して感謝の気持ちをもつこと、思いやりや親切を受け止める態度を育てる教材です。




発問に対してワークシートに自分の考えをまとめます。
まとめた内容を、グループで交流して体験を発表しました。いろんな考え方があるので、一つにまとめるのではなく、こんな意見も出ていたという発表です。



自分のこととしてとらえることができたでしょうか。

思いやりを受けたら「倍返し!」と発表した人をあたたかく見守る参観の先生。

あたたかく見守っています。

体育の授業にお邪魔しました。

 1・2年合同体育はリーダーを中心に運営していました。今回は2年生男子と1年生女子の混合チームがリーダーでした。取り組む種目はバレーボールです。


男子は寒さに負けない半そでハーフパンツで元気です。



試合が始まりました。給食のコッペパンを5つ食べた人はとても元気です。


なかなか白熱した試合です。





体育の先生も参戦です。生徒を5・6人吹き飛ばすほどの勢い(吹き飛んでいませんが)でのスパイクです。さすが体育の先生、試合になると容赦しません。

和気あいあいとバレーを楽しんでいましたよ。

2学期最後の給食

2学期最後の給食です。本日はクリスマスイブです。


 

進路実現に向かう3年生へのあたたかいメッセージですよ。

3年生教室前の廊下にある進路掲示板が更新されました。


頑張れ3年生。 

美術の授業にお邪魔しました。

 1年生の美術は一版多色木版画の最終日です。今日は2学期最後の美術の授業です。学習課題は「細部まで丁寧に仕上げよう」「黒色を生かしたり、重色効果を使って画面全体に色の深みを出そう」です。 









 最後の調整に一生懸命です。納得のいく作品に仕上がりましたか?
 ところでRくんが「ぼくのつけまつげ、キラキラッ!」と元気よく話していましたが、どう見てもつけまつげには見えないような・・・。

2020-12-23

GIGAスクール構想 一人一台タブレット端末の時代に その2

 最近になって、テレビゲームやインターネットなどのICTの使用で、認知機能がアップするという研究成果が発表されました。さらには、テレビゲームは認知力の向上につながるとのスイスのジュネーブ大学の研究や、インターネットを使った作業により「意思決定と論理的思考」が向上するというアメリカカリフォルニア大学の研究成果が発表されており、タブレット端末やスマートフォン等の携帯端末だけでなく、テレビゲームすら学力向上に良い影響がある可能性すら見えてきているようです。令和2年度の小学校学習指導要領全面実施により、「プログラミング教育」が必修化されましたが、そこで培う「プログラミング的思考」とは、「論理的思考」そのものと言えます。

 つまり、タブレット端末を児童生徒が授業で活用することそのものが、学力向上につながっていくととらえることができるのです。

 文部科学省のGIGAスクール構想により、高速回線の整備と児童生徒一人一台のタブレット端末が使用できるようになります。今まできなかったことが、できるけれどもネット回線が細くて取り組みづらかったことが、できるようになります。

 だからこそ、教師が今までの授業観を大きく変えていかなければ、自ら未来を切り拓いていく力を子供たちに育んでいくことはできません。

 

1年生の国語の授業の写真です。「図表を用いて報告する」でICTの活用は必須です。

理科の授業にお邪魔しました。

 1年生の理科は理科室での実験です。火山灰の観察で、火山灰に含まれている鉱物を調べるために顕微鏡で観察していました。火山灰は桜島と阿蘇山のものが用意されていました。






 1人一台の顕微鏡と机を用意しているので、感染予防はばっちりです。
 ところでNさんは、「アマゾン川に住んでいるので視力が10あるから顕微鏡なしでもOK」と言っていましたが・・・。