函館市立臼尻中学校ブログ   

2021-02-26

部活動を頑張る子は引退後に学習時間も伸びる!?

 明星大学教育学部の須藤康介准教授の調査によると、

 「中学生については、部活動の時間が学習時間を損なうことはなく、むしろ2年生で部活動を頑張った生徒は引退後に学習に熱心に取り組む。しかし高校生については、トータルでは部活時間は学習時間を短くする。部活動引退後に学習に取り組んでも「勉強不足」を補うことはできない。」

との結果になったそうです。中学生の場合は、一日の部活動の時間の増減が平日の学習時間に影響していないとの結果がだったそうです。さらに、2年生時の1週間の部活動時間が3年生で部活動引退後の平日の学習時間にプラスに影響していたとのことでした。

 つまり、中学生の場合は「【2年生で】部活動を頑張る子は引退後も学習時間が伸びる」のは確からしいそうです。ただし、部活動の引退は夏まで、という条件が付きます。3年生の冬休みまで活動する部活動を見たことがありますが、その場合は高校生と同じように「勉強不足」で進路に臨むことになります。

 部活動は教育活動の一環であり、その意義と効果を踏まえたうえで適切な部活動運営を行い、「部活動が勉強の妨げにならない」と胸を張って言えるような学校を創っていくことが大切ですね。

 上のイラストは「部活の先輩から厳しいシゴキを受けてつらそうにしている後輩」だそうです。こんな部活動は論外ですね。

美術の授業にお邪魔しました。

 2年生の美術は平面構成です。残り2時間で完成予定です。すでに完成した人の作品はこちら。


 本日の学習課題は「細部まで丁寧に仕上げよう」「自己評価票で作品を振り返ろう」です。完成した人は自己評価票を記入していました。








2021-02-25

道徳の授業にお邪魔しました。

 2年生の道徳は「包む」。ふた昔ほど前の国語の教科書に掲載されていた文章(国語的には説明文)です。「用の美」の一つとも言っていい「ふろしき」から日本の伝統・文化について考えました。ふろしきは正倉院にも収蔵されており、奈良時代までさかのぼることができるそうです。2年生はふろしきを持参し、実際に「包む」体験も行いました。







 環境問題からスーパーやコンビニ等でのレジ袋の無料配布がなくなり、エコバック持参での買い物が定着しつつあります。そんな中ふろしきが再評価され、その利用が増加しているそうで、1000年以上の歴史を持つふろしきはこれからも我々の生活の中に息づいていくのでしょうね。

国語の授業にお邪魔しました。

 本日は学年末テストでした。6時間目の1年生の国語はテストの返却と解説です。返却されたテストをよく見直して、間違えた問題については、次回同じ問題を解いたときに解けるようにしておきましょうね。



私立高校一般入試組のコメント

 

緊張しつつも頑張ったようです。いい結果が届きますように。

学年末テスト

 1・2年生にとって、今年度最期の定期テスト、学年末テストが始まります。朝の教室の様子を撮影しました。テスト前の最終チェックをそれぞれしています。5時間のテスト、全力で取り組んでほしいと思います。







2021-02-24

学校の働き方改革

 教職員(教頭・教諭・養護教諭・事務職員)の勤務時間は7時間45分です。本校で言えば8時5分勤務開始、16時35分勤務終了です。休憩時間は15時40分から16時25分。給食時間は給食指導の時間なので休憩時間ではありません。

 実際には朝7時30分ごろに出勤してきたり、退勤時間を過ぎても部活動や教育事務でなかなか退勤できなかったりする教職員が少なからずいます。平成28年度の調査では過労死ラインの残業時間月80時間を超えている中学校の教員が6割近くいるとの結果が出ました。

 「勤務時間以外の在校時間を月45時間以内に。午後7時までには退勤できるように。」を実効性あるものにするためには、踏み込んだ業務改善が必要です。ただ、「残業時間が月45時間」だとしても教職員に残業手当は保障されていません。さらに、毎日夜7時近くまで勤務している教員については、勤務時間以外の在校時間が3時間近くになります。つまり、月約60時間の残業をしている換算になります。教員には残業手当が支給されない代わりに給与の3%にあたる「教員調整額」が支給されていますが、民間の残業代換算すると月5時間程度の残業代にしかなりません。つまり、月55時間近くが無給で働いていることになります。これは、民間や他の公務員と比較しても、異常な状況です。

 教員は基本的にまじめであること、「子供のため」には労力をいとわないこと、無給の時間があると知りながら「子供のため」に勤務時間を超えてまで無理をすること、これに甘えてはいけないと感じています。

 ある教育委員会の事務局から朝2時発出のメールを受け取ったことがありました。担当の係長さんの超過勤務を心配しましたが、そのメールを処理する教職員の負担も増加しています。昨年度メールで処理した調査が212件ありました。今年度(2月24日付)で180件です。メールの処理だけだと、一日平均10~20、年間で2000~3000近くのメールを処理しています。中には学校教育とかけ離れた内容もあり、それでもメールを開き、読み、添付の圧縮フォルダを開くだけで、それなりの時間を取られてしまいます。メールは便利ですが、便利なゆえに取捨選択が効果的になされないと、業務改善にはつながりません。

 学校でできることには限界があります。人を増やすことが最善策ですが、それができない以上、学校課題の解決、つまり学校として子供に一番身に付けさせなければいけない教育活動を重点的に実施し、それ以外の業務については思い切って縮小や削減していく必要があります。

 教職員が過労死寸前で疲れ切って子供と向かい合うことで、いい教育は生まれません。ゆとりをもって、プライベートが充実できる環境を整えることで、元気に子供と向かい合うことができるのだと考えます。学校としては、教員が教育活動に専念できる環境をしっかり整えていくための体制づくりをしっかりしていきます。