2021-01-14
授業が変わります
ネット・ゲーム障害??? その2
「ゲーム障害は脳の理性が働かない状態」、これだけを聞くとゲームそのものが脳機能を破壊すると誤解されてしまいますが、そんなことはありません。
ゲームやネットは脳の認知機能を高めるという研究結果も発表されています。
日本アクティビティ協会で、2017年に諏訪東京理科大学・篠原菊紀教授の協力のもと、「デジタルアクティビティ体験」がシニア世代の脳に与える影響について、脳科学的な観点から調査を行ったそうです。ネットゲームをプレイ中のシニア世代の脳血流を測定したところ、共通して認知機能低下予防に重要な脳の部位(左右の前頭前野)の活動が高まる結果となったそうです。
この事例から、ゲーム自体が「脳の理性を働かせなくする」ものではなく、むしろ脳機能を高める側面もあると考えることができます。もちろんやりすぎは体に良くないので「30分に1回は休憩」「始める前に手指の準備運動、終わったら深呼吸やストレッチ」等が必要だということです。
2017年時点での総務省の発表によると、60代の約76%がインターネットを利用し、3人に1人がスマホを利用しているそうです。シニア世代がゲームをeスポーツとして楽しむ時代になってきました。
eスポーツは年齢や障害の有無を超えてだれもが楽しめるバリアフリースポーツです。このeスポーツが認知されてきている現在、ネットやゲームを「危険なもの」「退けるべきもの」として、学校現場で扱うのではなく、適切な楽しみ方をアドバイスすることが必要なのではないでしょうか。
新型コロナウイルスだけじゃない!気をつけたい感染症!
「気温に合わせた服装」も大切です。外気温が氷点下なのに、Tシャツ・ハーフパンツでの登下校は感染予防以前に命とりです。この時期はあたたかい服装で。
モデルは2年生。体育の授業中なのでハーフパンツは問題なしです。体育の授業にお邪魔しました。
1・2年生合同体育はバスケットボールです。授業のはじめに、バイオレーションとファウルについての確認をしていました。
代表で見本を見せた2年生の二人です。
ボールに慣れている人、そうでない人、それぞれですが、バスケットボールはケガをしやすい競技なので集中して取り組んでくださいね。
2021-01-13
学校教育活動を継続するためのチェックリスト
1月8日付で文部科学省から発出された通知(緊急事態宣言を踏まえた小学校、中学校及び高等学校等における新型コロナウイルス感染症への対応に関する留意事項)の中に「学校教育活動を継続するためのチェックリスト」がありました。
(1) 登校・出勤前の健康観察などによる健康状態の把握に加え、登校後の体調不良者の早期発見に努め、養護教諭等と連携した迅速な対応をとっていますか。
(2) 教職員についても、体調不良時には休みをとったり受診したりしやすい環境の整備を工夫していますか。
(3) 教室等における常時換気(難しい場合には 30 分に1回以上、少なくとも休み時間ごとに窓を全開)を励行するとともに、児童生徒等に温かい服装を心掛けるよう指導し、学校内での防寒目的の衣服の着用等について、柔軟に対応していますか(コートや防寒着・マフラー等の着用、ひざ掛け・毛布などの使用等)。
(4) 各教科の学習活動や方法が、「衛生管理マニュアル」第3章「具体的な活動場面ごとの感染症予防対策について」に示された、地域の感染レベルに応じた活動の考え方に相応するものとなっていますか。
(※全ての教科についてチェック)
(5) 体育の授業を体育館など屋内で実施する必要がある場合は、呼気が激しくなるような運動は避けるなど、体育における留意事項を徹底していますか。
(6) 給食、弁当、部室での食事、教職員の食事などを含め、すべての飲食の場面において、飛沫を飛ばさないような席の配置や、距離がとれなければ会話を控えるなどの対応を工夫していますか。また、食事後の歓談時には必ずマスクを着用するよう指導を徹底していますか。
(7) 部活動(その前後の活動も含む)において、地域毎の感染レベルに応じた活動を行っていますか。特に、高等学校においては、地域の感染状況に応じて、感染リスクの高い活動を一時的に制限することも含め検討していますか。
ネット・ゲーム障害??? その1
学校現場で「ネット・ゲーム障害」への注意喚起がなされています。ゲーム障害は脳の理性が働かない状態ということで、アルコールやギャンブル依存症と同様だそうです。
かつて「ゲーム脳」が取りざたされていたことがありましたが、「ゲーム脳」は「ニセ科学」として現在は否定されています。さらに、ゲームやアルコール、ギャンブルに限らず、やりすぎは体に良くないことは周知の事実です。スポーツでも限度を超えると体に不具合が出てきますし。
最近の研究をみると、ゲームそのものが学力低下につながることはなさそうです。やりすぎが「学力低下に少しだけ影響する」というオーストリアの心理学者の研究結果が出ています。一日最大8時間ゲームで遊ぶ子供でも、学力への影響はわずかしか見られなかったそうです。
さらに、2019年に実施された、計量経済学の田中辰雄氏が行った1万5千人へのアンケート調査によると、中学生の時に「平日のゲームプレイ時間が1日1時間までの人」は「全くゲームをしない人」よりも、偏差値60以上の高校への進学率が高いことがわかったそうです。つまり、ゲームを少しする人のほうが、全くしない人より成績がいいとの結果になったということです。また、1日3時間以上の人は進学率が低くなっているそうです。
家庭学習の時間をおろそかにしてまでゲームを行っていると学力不振につながるのは言うまでもありません。ゲームを行っていても、学習時間を確保している人は、学力が下がらないし、上記の調査のように、偏差値の高い高校への進学率につながったのでしょう。
ネットやゲームを学力低下や心身の異常を生み出す悪者とする構図はわかりやすいですが、実際にはそこまで単純ではありません。ゲームやネットは脳の認知機能を高めるという研究結果も発表されていることからも、一概にゲームやネットは悪と決めつけはできないのではないでしょうか。













