すべてが発掘されてはいない垣ノ島遺跡、盛土遺構もちょっと掘れば異物が出てきます(掘ってはいけません。世界遺産ですから。)。 今後の発掘で新たな発見が出てくるかもしれません。
それにしても広いです。こんな大きなものをつくった縄文人のすごさと、しっかり保全してきた旧南茅部町の人々の意識の高さに改めて感動します。
縄文海進で海岸線が垣ノ島遺跡のすぐ近くまであった縄文時代。海の幸がこの地に数千年も定住できる環境をもたらしたのでしょうね。
奥に見えるのが縄文文化交流センターです。この地には未発掘の場所がまだまだあります。ここから世界最古の漆工芸品(約9000年前のもの)が出土していることから、期待が膨らみます。
ガイドさんにはかなり時間をオーバーして50分も説明と案内をしていただきました。垣ノ島遺跡のすばらしさが伝わってくる素晴らしいガイドでした。本当にありがとうございました。