函館市立臼尻中学校ブログ   

2020-12-11

来週の予定です。

 文部科学省は8日に、全国複数の学校で合唱が原因とみられる新型コロナウイルス感染症のクラスターが相次いだことから、感染予防対策の徹底と合唱の際には原則マスクを着用し、間隔を1m以上開けるなどの対策をすることを呼びかけたそうです。

 学校では3学期に、通常であれば卒業式の式歌等の練習が始まっていきます。感染拡大が収まらない状況下、学校としては子供たちの安全・安心と健康を最大限に保障していかなければいけません。感染防止を徹底した上で、卒業生をあたたかく送り出せるよう、準備を進めていきたいと考えています。

来週の予定です。

15日(火) ALT来校 水上先生来校(家庭科)

16日(水) 会議日 生徒下校14:30~

17日(木) 3年生願書下書き

18日(金) 3年生願書清書 臼風日課 専門委員会



美術の授業にお邪魔しました。

 2年生の美術は「平面構成」の7時間目で、学習課題は「下絵をもとにイラストボードに清書(図形の数・サイズ・ゆがみをちぇっく)」です。 細かい作業を丁寧に行っています。









国語の授業にお邪魔しました。

 1年生の国語はワークの問題に取り組んでいました。「自立語・付属語・活用・品詞」です。中学生が苦手意識を持つ文法ですが、聞き手や読み手に伝わる表現をするためには、文法は欠かせません。自分の気持ちを確実に伝えるためのツールにもなるのです。頑張って覚えて使えるようになりましょうね。




 文章は相手に自分の思いを伝える大変便利なものです。千年以上前の人の考えていたことや思いを読み解くことができるものは、エジソンが蓄音機を発明するまで、文字で紡ぐ文章しかありませんでした。ただ、言葉は生き物で、話し言葉は様々な要因(日常生活の変化や歴史的な出来事等)で変化していきます。話し言葉から生み出される書き言葉である文章も同じです。
 「当たり前」はいつまでも「当たり前」ではありません。日常的によく見られるようになった「普段」は当て字です。本来の意味的には「不断」を使うべきですが、「普段」が公文書にも登場するようになりました。当て字が「正しい」と言われている言葉を駆逐してしまう例です。「当たり前」も同様ですね。
 過日新聞に「めちゃめちゃ」を正しい意味で使うようにとの投書記事がありました。実は「めちゃ」はもともと「むちゃ」で、ものすごい勢いで表現が揺れ動いている言葉です。私の地元では「めちゃんこ」を使います(どこかわかりますか?)。そもそも「めちゃめちゃ」の「めちゃ」を重ねる表現は、某バラエティ番組のタイトルで普及したようなものですし、揺れ幅が大きい言葉に正しさを求める必要があるのかなとも思います。
 「ら抜き言葉」に違和感を感じない人が増加している状況下、文法も時代とともに変化していきます。
 それは言葉の乱れではなく、多くの人が使っているために意思疎通がしやすくする、自分の思いを伝えやすくする、ための変化ととらえるべきなのかもしれません。

 1年生の皆さんは、たくさんの言葉と日本語の生きた文法をしっかりと学び、豊かな表現ができるよう力を付けてほしいと思います。SNSなどでのトラブルの原因の一つに、表現力と読み取る力の未熟さがあります。「相手に伝わる表現」は学ばないと身に付きません。

こんなふうにならないでくださいね。

 「子供が生まれました!」「すげ~~」

 「宝くじが当たりました!」「すげ~~」

 「車をぶつけてケガをしました・・・」「すげ~~」????

美術の授業にお邪魔しました。

 1年生の美術は一版多色木版画の続きで、学習課題は「水の加減・混色を心がけて着色しよう」「重色効果を使って深みのある色を出そう」です。 完成に近づいている人も出てきました。