3年生の家庭科は今日で最後の授業でした。
「皆さんとの授業は楽しかったです」と言ってもらえてよかったですね。
何度も書いていますが、今の3年生は「最後を重ねる」毎日です。重ねる最後がなくなった時が卒業ですね。
3年生の社会は公民的分野で「資料から持続可能性にかかわる課題を見つけ、原因や自分にできることを考える」学習に取り組んでいました。
「持続可能性」・・・21世紀の社会を生きていくうえで重要なキーワードです。
ブログ記事作成者はファッションにあまり興味がありませんが、それでも注目しているブランドがあります。
「ザ・イノウエ・ブラザーズ」
フェアトレードで生産者に不当な労働をさせない、しかも、環境に負荷をかけないエシカルファッションを生み出している、デンマーク生まれの日系二世の井上兄弟が立ち上げたブランド。(ちなみにこれはステマではありません。フェアトレードの具体例で印象的な事例として紹介しました。)
こんな活動をしている人が増えてくれたら、そしてそれが日本人だったら、とてもいいなあと思います。
「安ければいい」はそのとおりなんだろうけれども、その安さが他者の犠牲の上になり立っているのはどうなんだろう。よく聞く話ですが、チョコレートの原料のカカオ農業で働く子供たちが、高価すぎてチョコレートを食べたことがないという矛盾はやはり改善しないといけないのでしょうね。それが持続可能性。
公民で学ぶことは本当に未来につながっていきますね。しっかり学んでほしいと思います。
2年生の社会は歴史的分野で学習課題「第一次世界大戦が日本に与えた影響について説明しよう」のもと、教科書「成金の出現」で二十一か条の要求やシベリア出兵等について、教科書やクロームブックを使ってワークシートにまとめていました。
教科書には、お札に火を付ける成金のイラストが掲載されていますが、成金といえば(いっていいのかわかりませんが)、財閥をしのぐ勢いを持ち「日本一の総合商社」にのぼりつめた「鈴木商店」が頭に浮かびます。残念ながら中学校の教科書には出てこないのですが。