2年生の美術は「平面構成」の10時間目、学習課題は「色に統一感を持たせて「構成美の要素」を取り入れてみよう」です。
完成まで、もうひと頑張りですね。
1年生の英語の授業にお邪魔しました。教科書の本文の読み合いを行っていました。
We practiced,practiced,practiced, and and got the trophy.
「practiced,practiced,practiced」は「練習を重ねて」「ひたすら練習して」よりも練習の積み重ねの度合いが如実に伝わる表現だと思います。いい表現だなと思いながら授業を見ていました。
密にならないように、感染予防を徹底して行いながら、それでも「対話的な学び」を授業の中で実践できるよう、各教科が工夫しています。
文化庁が平成28年に発出した「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)について」によよると、「正しい字形をきっちりと教えるべきではないか 漢字は,正しい字形を,きっちりと教える必要があると思います。そのような考えは間違っているでしょうか。」の問いに対して、「A 漢字には,一つだけの正しい形があるわけではありません。そのことを踏まえた上で,より整った,読みやすい字を書こうとする気持ちは尊重されるべきです。」とあり、「正しい字形」という考え方自体が間違っているとしています。100人いれば100とおりの手書き字形ができあがるとも。また、手書き文字と印刷文字はそれぞれに正しい字形であり、表し方に独自の特徴や習慣があるため、違って見えるだけであるとも。「ポップ体は授業で使うべきではない」といった人もいましたが・・・。
読みやすい字ということで、学校現場ではユニバーサルデザイン書体が使われだしています。特別支援教育の視点からのものです。
障がいの有無にかかわらず、すべての人にわかりやすい書体を使う、という考え方がユニバーサルデザイン書体を生み出しました。弱視の方やディスレクシアの方に配慮したデザインだそうです。
「正しい字形」に凝り固まらずに、どんな人にでも伝わるかどうかという視点が、学校現場でほしいですね。はねるかはらうかなどという些細なことにこだわっていては、漢字嫌いの子供を生み出してしまうような気がします。
1年生の美術の授業にお邪魔しました。「切り絵」の2時間目です。学習課題は「作品の原画を選ぼう」「灰色の部分のみを切り抜く」で、学校で用意したカッターナイフで丁寧に切り抜きます。集中力と根気の勝負ですね。
原画を選ぶ人は、図柄と切り抜きやすさを考えて選ぶ必要がありますが、「この原画がいい!」と思うものを選ぶのが間違いないですね。