函館市立臼尻中学校ブログ   

2020-11-12

道徳科の授業にお邪魔しました。

 1年生の道徳科の授業は「私は清掃のプロになる」。初発の質問「何のために働いている?」から授業が始まりました。羽田空港で働く環境マイスターの新津春子さんの話から、「あなたの清掃には心がこもっていないといわれたのはなぜか、「心のこもった仕事」とはどんなことかについて、グループで話し合いました。






 自分の仕事に誇りを持つ、大切なことです。有名な逸話があります。
 ケネディ大統領がスタートさせたアポロ月面着陸計画を受け継いだジョンソン大統領がNASAを訪れたときのエピソードはあまりにも有名です。
 ジョンソン大統領は、一人の清掃員が床を磨いている姿を目に留めました。その清掃員は、他の清掃員と違って、とても楽しそうに床を丁寧に磨いていたそうです。ジョンソン大統領はその清掃員に「君は、私が出会ったなかで最高の清掃員だ」声をかけました。
 その清掃員は、「いいえ大統領閣下、私はただの清掃員ではありません。私は、このオフィスの掃除を通じて、人類が月に到達するために貢献しているのです。」
 例えば、この地域の特産物である「南茅部真昆布」は道内で生産される昆布の中で品質の非常に優れた最高級品です。道外のそれこそ星の付く料亭やレストランで使用されています。つまり南茅部地域は、ただ単に昆布を生産しているのではなく、日本の食の最高峰を支えているのです。南茅部の真昆布がないと成り立たないレシピもあります。生徒の皆さんがかかわっている昆布の作業は、ただのお手伝いではなく、日本の食を支えている重要な仕事です。
 新津さんもNASAの清掃員も、自分の仕事に価値と誇りをもっています。生徒の皆さんも、そんな価値と誇りを持てる仕事に巡り合ってほしいと思います。