十年前の今日、東日本大震災は起こりました。多くの尊い命が犠牲になりました。本校のある南茅部地区は漁業の町で海沿いにあります。東日本大震災は他人ごとではありません。あの日から、海沿いで生活する人たちは、地震・津波に対して敏感に対応するようになりました。あの日のことは忘れていません。その記憶が風化することはありません。我々はあの日のことをこの先十年たっても二十年たっても忘れずに、災害への準備を怠らずにいようと思います。
今日、十年前の地震発生時刻である14時46分に、全校教職員・生徒一同、失われた尊い命への弔意を示すために、黙とうをささげさせていただきました。「忘れないこと」「後世に伝えていくこと」が我々の使命だと思っております。亡くなられた方の御冥福と震災に遭われた方々の心の傷が癒えることをいつまでも願っております。