1年生の保健体育は教室での授業でタブレットを活用していました。文部科学省のデジタル教科書実証事業で、1年生は保健体育、2・3年生は英語のデジタル教科書を使用できます。クラウド型なので、自宅でもパソコンやスマホ、タブレットでデジタル教科書を開くことができます。
教科書のサイズが大きくなってきており、さらに新学習指導要領完全実施に伴う教科書改訂により、今年からさらに厚みを増し、サイズアップをした教科もあります。
数年前から、登下校時に使う教科書やワーク類が入ったカバンが極端に重くなり、健康を害したり、登下校時の安全・安心が確保できなくなっているなどの問題が生じ、家庭で毎日使用しない教材類は学校保管にしている学校が増えています。
紙版の教科書とともにデジタル教科書が配布されるようになれば、この問題も解消できるのではと考えています。そのためには、1人1台のタブレットについて、家庭への持ち帰りが必須となります。
さて、今回の授業です。「スポーツへの多様な関わり方」で教科書の写真を見て、選手以外でどんな人がスポーツにかかわっているを考えていました。デジタル教科書のメリットの一つに、拡大できることがあります。教科書の写真を拡大して、確認している人がいました。いい使い方です。
デジタルネイティブな生徒たちは、どうしてもノートパソコン型になってしまうクロームブックをタブレットに変形させて使ったり、マウスを持参して使いやすくしたり、画面拡大で対応したりと、学習に生かしていました。